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建設業界の現状と課題

建設業界の現状と課題

地域を支える中小建設業に期待される役割

  • 建設業は、地域のインフラの整備・維持の担い手であると同時に、地域社会の 安全・安心の確保を担う地域の守り手として、なくてはならない存在
  • 基幹産業として地域の雇用を支えると同時に、本業の経験を活かし、地方創生にも貢献していく事が企業存続の上で大切なのではないでしょうか!

「地域インフラの整備・維持」を支える

  • 地域を支えるインフラ整備やメンテナンスを着実に実施する事が地方創生に貢献する「災害時の応急対応」を支える

老朽化したインフラの維持管理

堅調な建設市場を担うのが、老朽化したインフラの維持管理です。高度成長期に建設されたインフラは老朽化が進んでおり、維持や修繕などの老朽化対策に2019年度より多い6,901億円もの公共事業費を投じています。

今後20年で築年数が50年以上になるインフラはさらに増大するため、長期的な建設需要が見込まれるでしょう。
特に塗り替え塗装工事は、PCB含有塗料を塗装に使用していた橋梁は法律改正により2027年3月31日までに処理することが義務づけられ、今や、ブラスト及び鋼橋塗装業界はバブルの状態。後、6年間は続くものと考えられます。床板コンクリートの取替工事、道路4車線化も最盛期、今後も継続していきます。

また、国土交通省はインフラの寿命を伸ばすため、不具合が起きる前に計画的なメンテナンスをする「予防保全」に力を入れています。
新しい技術を積極的に導入する取り組みが進んでおり、今後の建設業界における重要な仕事の1つとなり、その中に足場設備も含まれている事に着目しなければなりません。

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システム吊り棚足場協会 事務局