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【インタビュー】石田会長へ吊り棚足場業界の現状・今後について

【インタビュー】石田会長へ吊り棚足場業界の現状・今後について

システム吊り棚足場協会の石田会長に、吊り棚足場業界の現状、今後の見通しについてインタビューを行いました。

今後の東京の橋梁現場見通し

インタビュー当時はオリンピック期間中で工事の規制がありましたが、石田会長は「工事自体は止まっているが、今後の見通しとしては10月ころから工事が始まると思います。」と話されていました。

 

コロナウイルス感染症流行前と違う点

コロナウイルス感染症が世界的に流行している中、我々のいる建設業界もその影響を受けています。石田会長は「以前に比べて仕事の量が少なくなっています。その原因としては材料が高騰化し、結果的に建設現場も少なくなってきていると思います。」と話されます。このような状況の中で今後特にやるべきこととして「技術的な提案をしてお客様に納得してもらう営業」「仕事を受けた際に信頼関係を築くことが大事になる」の2点を挙げられていました。また、「まだコロナウイルス感染症がいつになれば収束するのか見通しは立っていませんが、低迷している時代だからこそ開発力や技術力に力を入れていきたいと思います」と、今後の協会活動に対し新製品開発への期待を寄せています。

 

今後の活動について

今後のシステム吊り棚足場協会の活動について、今は展示会などで直接交流・発表を行う場がないからこそ、石田会長は「協会からWEBマガジンというものを発信して技術の共有をし、お客さんにシステム吊り棚足場に関する情報を知っていただく場をつくりたい」と話します。「コロナウイルス感染症が流行している中講習会など直接集まる機会を作ることはできないが、今後も開発力・技術力をアピールして吊り足場製品をさらに広めていきたい。」と、協会活動を停滞させることなく前へ進めていきたいという思いを話されました。

また、会員皆様のシステム吊り棚足場の営業活動について「それぞれが気付いていない技術提案はまだまだある」と石田会長。「全国の協会員同士で情報を共有できれば強い武器になる」「会員の皆さんにも現場インタビューに今後協力いただき、会員同士の情報交換ツールとしてもWEBマガジンを活用していきたいですね。」と今後は情報共有に力を入れて協会運営を行っていくと話されていました。

 

 

―松村副部長(写真左)、石田会長(写真右)

 

インタビューにご協力いただいた、林工業株式会社 石田代表取締役 松村副部長 ありがとうございました!

 

 

 

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