第7回総会を開催しました(東京会場・Zoomにて開催)
2026年2月6日(金)にシステム吊り棚足場協会の総会を、東京会場とZoomによるLIVE配信にて開催しました。
会場へお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
当日の総会の様子をレポートでお伝えいたします。
今回はZoomからご出席された皆様も、次回ご都合がよろしければぜひ会場へお越し頂けますと幸いです。
※ご意見・ご要望などございましたら、事務局もしくは㈱タカミヤの担当営業までご連絡ください。
※写真の保存・無断使用はお控えください。
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第7回 総会レポート

総会の開催にあたり、東京会場には全国から30名の会員の皆さまにご参加いただきました。
▼本総会は以下のプログラムで進行いたしました。

会長挨拶

システム吊り棚足場協会 会長
林工業株式会社 代表取締役 石田 英司 様
総会の開会にあたり、石田 英司会長より、ご挨拶を頂戴しました。
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本日はご多忙の中、第7回総会にご参加いただき誠にありがとうございます。
システム吊り棚足場協会は、創立から6年を経過し、第7期活動がスタートしました。これまで活動を継続できたのは、メーカーの皆様、そして本日お集まりの会員の皆様のお力添えによるものです。心より感謝申し上げます。
本日は役員選任決議も予定しております。退任される役員の皆様には、これまで協会運営に多大なるご尽力を賜りましたこと、深く御礼申し上げます。今後とも変わらぬご支援をお願いいたします。
また新任役員の皆様には、協会発展へのお力添えを期待しております。
2026年は干支でいう丙の年にあたり、60年に一度の節目の年とされています。情熱や変化を象徴する年でもあり、私たちも情熱ある取り組みと変化への対応を進めていきたいと考えております。
会員同士の情報共有について、私の会社の事例を紹介いたします。
昨年、仙台で足場組立案件があり、会員企業である佐藤企画様と連携し、無事に施工を完了することができました。
このような協力体制は、協会があるからこそ実現できたものです。コスト削減や人材不足の解消にもつながると考えております。
本日ご参加の皆様にも、さらなる情報共有と助け合いを進めていただき、協会発展につながることを願っております。
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第6期 事業活動報告・収支報告
次に庄﨑事務局長より「第6期 協会事業報告 収支・監査報告」について報告がありました。
前年2月14日に開催された総会を起点として、各委員会が継続的かつ活発な活動を展開した一年となりました。
今回のレポートでは、事業方針の内容を取り上げます。
主な活動内容
・営業支援委員会・安全委員会・開発委員会の定期開催
各専門分野における課題共有および、改善活動を実施。
・業界紙インタビュー掲載(5月)
協労新聞の取材を受け、石田会長のインタビュー記事を掲載。
協会活動の認知向上に寄与しました。
・安全パトロールの実施
会員現場を対象に、安全意識向上および施工品質確認を目的として実施。
・協会パンフレットの制作・配布
営業支援委員会主導により、協会初となる公式パンフレットを制作。
会員企業・関係各所へ配布された。
・新製品紹介・試作品デモ(10月)
大阪・高宮ラボウエストにて開催。
開発部材の実機紹介および技術共有を行いました。
これらの活動を通じ、第6期は各委員会が横断的に連携しながら、協会全体としての活動量を着実に積み上げた一年となりました。
また収支・会計報告については、システム吊り棚足場協会 会計監査役 日鉄建材株式会社 ビテイ商品技術室長 横山 博之様よりご報告いただきました。
第7期 役員人事
続いて、役員任期満了に伴う人事についても報告されました。
会長・副会長・理事5名は、本総会をもって任期満了となります。
今回、理事2名が退任されます。
一方、新任理事として以下3名の選任が承認されました。
- 北海道支部:株式会社石井組 代表取締役社長 小保内 義人 様
- 東北支部:有限会社 佐藤企画 代表取締役 佐藤 憲一 様
- 九州・沖縄支部:那覇鋼材株式会社 取締役 営業統括本部長 饒辺 正尚 様
会場では、退任される理事の方、新任の理事の方からご挨拶もいただきました。
第7期 事業方針・収支計画
第7期の事業計画・収支計画の報告が行われました。
・委員会活動の活発化
- 開発委員会:新型部材の製造に具体的に着手。
- 営業支援委員会:レポートコンテストの継続、現場事例冊子の発行に加え、今年は「工事の歩掛調査」を実施予定。
- 安全委員会:事故報告の定着、点検表の決定、安全パトロールの実施。
・協会の認知向上
- 施主・元請けに対する宣伝活動、講演やインタビュー依頼の対応
- 当協会顧問の池田様が首都高関連会社様で吊り足場に関する技術講習の連続開催が決定。これを通じた認知普及。
- ウェブサイトの活用、SNS活用による連携
- 業界紙への広告出稿の増枠
・会員の相互交流
- 現場や訓練センターの相互見学
- グループワークの積極活用
顧問による技術講習開催も予定されており、さらなる協会認知拡大を図ることが報告されました。
また収支計画についても事業計画に沿った予算が報告され、承認されました。
委員会人事・会員状況
続いて、本協会の活動を支える委員会人事と会員状況についても報告がありました。
・営業支援委員会
現在の委員4名の方(石井組様、林工業様、フクムラ仮設様、カナモト様)にご留任いただくことになりました。
・開発委員会(VMAX)
イワサキテック様に新しく委員としてご就任いただき、他3名(佐々栄建工様、ヤブキ創建様、那覇鋼材様)はご留任いただくことになりました。
・開発委員会(ネオベスパスパイダーパネル)
現在の委員4名の方(林工業様、豊国様、ヤブキ創建様、日鉄建材様)にご留任いただくことになりました。
・安全委員会
今年度いっぱいで現在の委員の任期となり、次年度に新しい選任をさせていただく予定です。
新規入会会員
第6期中に、鳶裕様(京都府)、三和リース様(熊本県)の2社入会があり、2社の退会がありました。
この2月にフォームワークジャパン様
(福岡県)が入会され、本日総会時点の会員数は52社となっております。
地域別では関東・関西の会員拡大が課題とされています。
正会員:49社
特別会員:1社
メーカー会員:2社
合計:52社
開発部材 現状報告
続いて、開発部材の現状について事務局より報告が行われました。
これまで協会で開発してきた部材について、開発進捗、販売状況、レンタル状況を含め、会員へ共有する目的で報告されました。
VMAX関連 開発部材

1.V MAXとIQを用いた朝顔
昨年3月に出荷開始。参考価格等は提示の通りです。タカミヤでのレンタル取扱いは現在なし。要望があれば検討。
2.床材押さえフラットタイプ
昨年3月から出荷開始。約2300本近く出荷済み。レンタルは無し。
3.合板端部の押さえ金具
試作段階でストップ。コストや需要の問題。強い要望があれば製品化へ進みます。
4.新型ころばし
固定の番線を削減できるよう開発。現在インチサイズのみ製品化し、昨年3月から出荷。レンタルは旧仕様のみ保有。
5.床材端部押さえ金具
床材の横滑り解消のため開発を継続中。製品化には至っていません。
6.移動中段足場(台車ローラー)
Iqシステムを用いた吊り足場上で移動できる中段足場。YTロックシステム用として製品化し出荷済み。レンタル保有は未定。
7.伸縮ころばし
橋脚周りの斜形部などに使用する。約5000本出荷と好評。レンタルでも人気で、稼働率約77%。
8.TENMAX
先行床施工方式への転換部材。2024年4月から出荷開始。高価ですが12台販売済み。タカミヤで15セット保有し稼働率40%と高稼働。レンタル月額約13万円。
9.強力VMAX
親子の強化を中心に開発中。目標耐荷重200kg/㎡(従来品:約70kg/㎡の3倍)。今年中の製品化を目指しています。
Spider Panel / ネオベスパ 関連
続いて、ネオベスパ、スパイダーパネルに関連する開発状況も共有がありました。
1.Iqホゾ付きクランプ
パネル組付け寸法とIq手すりピッチの干渉により、現在試作段階で中断。
2.エキスパンドメタルパネル
日鉄建材様開発。2022年5月から出荷開始し150枚販売。注文生産。レンタルは保有会員様からお借りし、レンタルする形を検討。
3.換気用パネル
コスト見合いで中断中。後ほど開発委員会より新しい提案があります。
4.パネル朝顔
Iqシステムを使用した朝顔設置のための支柱金具。Iqホゾ付きクランプから再検討中。
5.パネル段組み金具
アーチ橋などで階段状に組むための補助金具。2024年8月に仕様決定。1個4万3千円(100個ロット)。今後レンタル保有を検討。
6.レール台車(ブレーキ付き)
仕様を決定し注文生産へ。カタログチラシを配布済み。
レンタルは保有予定ですが、使用料は未定。
ネオベスパ/Spider Panel開発委員会

株式会社タカミヤ
開発本部 技術開発第一課 課長
中村 崇志 氏
中村 崇志 氏より、ネオベスパ/スパイダーパネルの開発についての進捗をご報告いただきました。
今回のレポートでは、前期の活動報告、今期の活動計画についての要点をお伝えします。
製品開発の進捗報告の詳細は、製品分科会にてご紹介いただきました。
- レール台車の製品仕様を決定
- アサガオの開発:パネル面板(床材)取替え案を提示
VMAX開発委員会

株式会社タカミヤ
営業本部 事業開発部
PRP企画課 担当課長
下貞 典之 氏
引き続き、下貞 典之 氏よりVMAX開発についても、開発状況をご報告いただきました。主な検討テーマは以下の通りです。
- おやご1m仕様
- おやご溝塞ぎ
- 床材端部押さえ改良
- 強力VMAXおやご
営業支援委員会 活動報告

株式会社タカミヤ
九州福岡支店プラットフォーム営業課 係長
松隈 金太郎 氏
営業支援委員会では、松隈 金太郎 氏より2025年度の活動報告と今年度の取り組みについてご報告いただきました。
1. 2025年度の活動報告
・協会オリジナルパンフレットの制作
2025年は、計6回の活動を実施し、9月に協会オリジナルパンフレットを配布完了。
・現場レポートコンテスト2025の開催
一昨年に続き、今回は9件の応募があった。
本総会で表彰と発表のレポートを行い、内容はレポートとして配布予定。
・営業ツールの展開
事例集をベースにした営業ツール作成、カレンダープロジェクト、現場見学会ツアーなどを計画中。
会員専用ページには組立動画や比較資料も順次掲載する予定。
安全委員会 活動報告

株式会社タケナカ 執行役員支店長
成田 光生 様
続いて、成田 光生 様より、前期の活動報告、今期の計画について報告が行われました。
・活動報告
2ヵ月に1度、定例で委員会でのグループワークを開催。
岩手県の高速道路現場(㈱東日本工業)でのパトロールや、福島県の現場(佐藤企画・㈱ヤブキ創建)の見学会を実施 。
・事例共有
北秋田市の現場で発生した、線状降水帯による河川氾濫での足場材被害(ハイウォーターライン超え)の動画を共有し注意喚起。
・今期計画
各支部単位でのパトロールや意見交換を定例化したい。事故情報の収集と、動画媒体での事例集作成に向けた調査も進める。
- 各支部毎パトロールや意見交換会
- 事故事例収集と共有。活動促進
- 動画媒体で事故事例共有を検討(費用調査から開始)
SSAマガジン・新聞掲載 報告
続いて、本協会Webサイト・SSAマガジン広報、橋梁新聞の宣伝・PR活動について事務局より報告。
■活動報告
- 5月23日 株式会社ヤブキ創建様 講習会レポート及びインタビュー
- 8月27日 株式会社東日本工業様 安全パトロール開催レポート及びインタビュー
- 11月27日 東北支部現場見学会開催
また、東北支部の見学会については、竣工検査完了後に掲載許可を得て公開予定です。
・会員専用ページ
2月2日にパスワードを更新済み。
協会外秘の情報(技術資料等)が含まれるため、第三者への開示は厳禁。
・PRツール
営業時に自社名刺とセットで渡せる「名刺カード(QRコード付き)」や、社印を押せる「製品チラシ」を増刷・配布中。
SSAアワード
昨年から新設された「SSAアワード」の表彰も行われました。
1年を通して、最も協会活動にご協力頂いた会員様を選出、表彰をいたします。
本アワードは、協会活動へ日々のご協力に対する感謝と敬意を表すことを目的に発足され、表彰や記念品の授与、協会Webサイトへの記事、新聞掲載などを予定しております。
■SSAアワードの目的
- 協会活動へ日々のご協力に対する感謝と敬意を表したい
- 参画企業や従業員の皆さまへモチベーション向上へのきっかけに
- 受賞会員様の信頼・信用を支える一助としてのご活用
■審査基準
- 総会・定例会への出席率
- 委員会への参加
- 開発協力 自主的な支部会・分科会活動
- ご講演協力
- 現場レポートコンテストのエントリー件数
※理事会の役員の皆さまは選考の対象外
2025年度 受賞者 有限会社佐藤企画 様
2025年の受賞は、「有限会社佐藤企画」様が選ばれました。
評価5項目の合計30ポイントに対し、16ポイントの評価を獲得されました。

会場では石田会長から表彰状の授与とともに記念品が贈呈させていただきました。佐藤企画の従業員様のアドバイスをいただき、マッサージ機をお贈りしました。
コメント
理事に就任してすぐにこのような賞をいただき、大変光栄です。
本来であれば現場レポートも提出したかったのですが、元請け会社の都合により断念しました。
昨年11月27日に施工した現場について、池田顧問にも現場を視察いただき、写真も多数撮影しています。3月中に現場が完了し次第、事務局よりご報告できる予定です。
また、各社でオリジナルの工夫・自作品をお持ちの方も多いと思います。土場の管理方法や自作品など、写真でどんどん協会へ送っていただき、良いものはみんなで共有していきたいと思っています。
元請けが土場を見て「きれいだね」と言ってもらえる状態を目指したい、というのが私の思いです。理事として微力ながら尽力してまいりますので、引き続きよろしくお願いします。
現場レポートコンテスト2025
★コンテスト概要
営業支援委員会主導のもと、「現場レポートコンテスト2025」が開催されました。
本コンテストは、日々の現場で得られた知見や工夫、安全対策、コスト改善事例を共有し、協会全体の財産として蓄積することを目的として実施。
昨年の現場レポートコンテストでも、受賞者発表やレポート内容を発表。
実際の現場写真付きで、工夫されているポイントなどを詳しく解説をしていただき、参加者のみなさまから大変好評をいただいた。
審査は営業支援委員会6名により行われ、以下5項目を中心に評価された。
コンテスト評価項目は、以下の5項目となります。
- より問題を解決した
- より工夫されていた
- より良い資料だった
- よりコストを下げた
- より安全にした
営業支援委員会の6名がそれぞれ評価し、事務局で集計。
最優秀賞1名、優秀賞が3名選出され、総会当日に提出者様による受賞レポートのプレゼンテーションが実施されました。
現場レポートコンテストの詳細は別途レポートにまとめておりますので、ぜひご覧ください。

左から、最優秀賞 株式会社イワサキテック 髙瀬 晃弥 様、優秀賞 林工業株式会社 濱﨑 貴志 様、石田会長、優秀賞 株式会社佐々栄建工 佐々木 拓也 様、優秀賞 株式会社石井組 小保内 義人様
【受賞者一覧】
- 最優秀賞 株式会社イワサキテック 髙瀬 晃弥 様
- 優秀賞 株式会社佐々栄建工 佐々木 拓也 様
- 優秀賞 株式会社石井組 高橋 稜太 様(会場では小保内 義人 様がご登壇)
- 優秀賞 林工業株式会社 濱﨑 貴志 様
グループワーク
総会の後半では、参加者の皆さまでグループワークにご参加いただきました。
5つのチームにわかれ、テーマに沿ったディスカッションに取り組んでいただき、各チームの代表者に発表を行っていただきました。
■テーマ
『システム吊り棚足場の“歩掛り調査”について』
グループワークの様子



懇親会の様子
グループワークの終了後は、懇親会会場に移動。
会食を楽しみながら、さまざまな話題で賑やかに交流を広げていただきました。


第7回総会レポートのまとめ

今後も会員の皆さまとともに、より安全で効率的な施工環境を築くため、協会全体で歩みを進めてまいります。
引き続き、ご協力とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。